同性愛者として周知されている少年、日浦 圭(ひうら けい)。誰もが振り向く美貌、天才的な頭脳、運動センスを持っていながら、どこか抜けていて憎めない彼は、周りから一線を引かれながらも難なく生きてきた。
圭と小学校からの幼馴染みである矢橋 快(やばし かい)は気遣いの達人。その優しさのせいもありいろいろと苦労人ではあるが、勘違いをされやすい圭のサポートを十年近くしてきた。大きな悩みは、自分が好きになった女の子が、必ず圭に惚れてしまう事。
軽音部のアイドル春野 有希(はるの ゆき)は、天真爛漫な女の子。歌うことが大好きで恋愛そっちのけな青春を送っていたが、圭(と間違えた快)に一目惚れをしてしまう。
そんな三人を中心にした、大真面目で、くだらない毎日。
新参者故勉強中です。
色んな作品が書けたらなと、思っています。
更新のペースは遅いです……が!
完結目指してのんびり書いていきます~。
読者の皆様、そしてイラストレーター様にありったけの感謝を……!!
素敵なイラストばかりで、書きたい作品が次から次へと……
中学校では誰もが噂する女の子だった。高校生の頃は地域で一番の美少女になった。大学では4年間で90人から告白された。そんな私は、今。「…………」駅からもコンビニからも遠いアパートで、グータラとフリーターをやっている。顔で評価される世間に嫌気が差し部屋に引きこもった私を両親は許さず、家から追い出され泣く泣く一人暮らし。深夜のドーナツ屋でバイトをしているおかげで目覚めるのはいつも夕暮れ時。過ぎ去る日々はひたすらぐーたら。これはこれでいいかも、と、思っていた。「初めましてっ。隣に越してきました、紀田 健太郎です!」そんな私は、出会ってしまった。コミュニケーション能力と男子力と女子力を限界値まで極振りした最強のお人好しと。彼と、彼を取り巻く不思議なわかもの達との出会いは、私の人生を、ささやかに、ゆっくりと、変化させていく。
隔週金曜日の夕方にアップ予定です。ここは元々原住民である妖(あやかし)と戦争で勝利した人間が共存する島。戦争が終わって10年。すっかり、人間が持ってきたハイテクな技術と機械、知識によりこの島も豊かになった。妖も敗戦の経験により人間を受け入れて仲良くすることが出来るようになった。ただ、それにより失われたものもあった。それは妖の健康。人間の持ってきた恩寵は全て妖の心と身体に合うとは限らなかった。すぐ、アレルギーのような症状が出て亡くなった者。中毒を起こすくらいに乱用して依存から抜け出せなくなった者。少しずつ心身の機能が落ちて、老化も早まってしまう者。……特に、飲食物の被害が顕著だった。特に戦後5年までは。そして、島の都市部に小さな食堂がある。元々は薬を作っていた家系の妖だったが、戦時中から少ない食材で周りの健康を守りたい。と考え薬堂を食堂に変えた。この食堂を切り盛りしていた妖の双子の姉弟。特に弟は終戦後。人間の食べ物が増える中、新しい食材を妖に合うように料理の研究に励んでいた。しかし、10年が経ったある日。弟の身体に異変が生じた。歩行障害により彼は厨房に出ることができなくなった。代わりにいつもホールで持ち前の明るさとお世話好き、ちょっと料理は苦手な姉が1人でこの食堂を切り盛りすることになった。介護とお店の両立。長くは続かなかった。半年で弟の魂は旅立っていった。姉はなんの迷いもなく食堂を完全に1人で再スタートさせる事を決意した。また自分の料理を上達させる。お客様も新たに作って来る方が妖でも人間であっても元気になって欲しい。その熱意と明るさを持って今日も【あやかし食堂】の看板を出していた。『よーーし。今日もよろしくお願いしまーーっす。』※キャラクターアイコンはイメージです。投稿イラストを使用しています。イラストレーターの方々、誠にありがとうございます。二次元創作OKです。