夏休みの最終日、桐原夏生(きりはらなつき)は交通事故に巻き込まれ、命を落としてしまう。しかし、死後の世界に渡る直前、猛虎(たけとら)を名乗る関西弁の犬から赤い表紙の日記帳を手渡される。この日記をきちんと埋めれば命を助けてくれるという猛虎に同意し、夏生はもう一度夏休みを初めからやり直すことになる。
前の人生で起きた出来事を同じように繰り返さなければ世界の『因果律』が崩れて世界が崩壊してしまうという猛虎の言葉に従って自分が経験したとおりに夏休みを追体験していた夏生だったが、彼には一つ心残りになっていることがあった。
あの日、あの時、彼女に言った言葉。それを変えてしまったら世界の『因果律』は崩れ、崩壊してしまうだろうか。それでも夏生には彼女に伝えたい言葉があった。
可愛い女の子を書くことでエネルギーを得ているラノベ書き。小気味良い文体と得意の比喩描写で、あなたをにやけ顔の世界にご招待します。
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私が実際にパン屋でアルバイトしていたときのお話。ムスリムはご存知の通り、豚肉を食べることを教義で禁じられています。そんな中、やってきたムスリムのお兄さんが選んだパンは……
神代大翔(かみしろひろと)は夜が楽しみだった。 夢の中で自分の意思のままに動けることに気がついたのだ。毎晩自分が活躍する夢を思い描きながらも何もない廃墟のような世界を一人歩き続けていた。 ある夜、大翔はいつもと同じように眠りに落ち、夢の中で人を喰らう怪物、カベサーダに襲われる。同じく夢の中にいた橋下尊臣(はしもとたかおみ)に助けられ命からがら夢から覚める。 翌日、学校で夢の中で出会った尊臣と再開し、あの夢の中でカベサーダに襲われていた男が現実世界でも死んでいることを知る。 さらに同じく夢の世界にいた千源寺光(千源寺光)、仁坊乃愛(じんぼうのあ)と協力しながら、四人は悪夢から抜け出す方法を探索する。