【完結しましたっ!】高校2年生の三崎凪砂は、見知らぬ友人たちと砂浜で遊ぶ夢を何度も見ていた。そんなある日、なんとなく眺めていたテレビの旅番組に、その夢に出てきた景色が映る。だが、凪砂はその地域へ行ったことがない。一方、既視感(デジャビュ)で片付けるにはどうしても納得できない。そこで胸のモヤモヤを取り払うため、彼はその町へと旅に出ることにした。果たして旅先で彼を待ち受けているものとは?そして夢の真相とは?――ちょっぴり切ない、出会いと別れの物語。 ※全話書き下ろし新作です。そのため、状況によっては更新頻度が変わる場合があります。また、パソコンでの閲覧を想定した作りになっています。
「夏に桜が咲く。それはとても素敵な事だとは思いませんか? 私は素敵な事だと思います。自らのベストな季節ではなく、あえて他の植物が咲き乱れる季節に花を咲かせ、その姿を証明する。ほら、素敵でしょう? だから私は夏に咲く桜は好きなのです。とても優美で、美しくて、かわいくて、そして`怖い`ですから」記憶をなくし、浅上家に引き取られている少年、島宮蓮利はある日、彼の名付け親を名乗る`精霊`と出会う。そして巻き起こる、かったるくも楽しい、面倒くさいけど笑顔になれる、そんな`厄介事`。それを体験した蓮利は、何を思い、何を感じ、何を話すのか。この小説は、暁~小説投稿サイト~様で投稿させていただいている夏桜 ~この世界に俺は存在している~を、ストリエ用に少し編集した物です。
他人の夢の中に入る事の出来る能力を持った、無気力な中学二年生である眠井朝華は、チーシャと名乗る夢の住人の力も借り、能力を使いクラスメートを悪夢から解放する。それから数日後、久々に遅刻前に登校している朝華だったが――くそねみ補完計画参加作品です。時間系列的には、公式から数日経った後を想定して作っています。全七回です。