高校生の頃の私と一匹、そして彼女と一匹はとある公園で出逢った。物語は、私たちの気づかないうちに、そこから動き出していた。家族にも友人にも、誰にも明かしていない、私と彼女と、そして彼ら彼女らの秘密の物語。初めまして。閲覧ありがとうございます。この作品が多くの人の目に触れ、少しでも心の中に残ることができたら嬉しいです。それでは、どうぞよろしくお願いします。
――これは私が語る、科学と吸血鬼の物語。――人間の意思に従って自在に任意の元素へと変化することのできる万能元素:Multi Element、通称ME(ミー)が発見された世界で、私は「吸血鬼」に出会ったのだった。※他サイトにて投稿していた作品のセルフスピンオフ作品になります。まだまだ未熟な作品ですが、そちらも読んでいただけるとより一層楽しめるかと思いますので、ぜひそちらもお願いします。http://ncode.syosetu.com/n8485cr/ ※ストリエにて本編にあたる《刻の代償と世界樹の鍵》編を掲載しています。独立して読めるようになっておりますので、是非そちらもよろしくお願いします。https://storie.jp/creator/story/14324
日本の財閥界のトップである、花見財閥。その跡取りである花見亮は、人嫌いのわがまま御曹司だった。そんな彼を変えるためにやってきたのは、新人の使用人、琴だった。最初は琴の事を煩わしく思っていた亮だが、正面からぶつかってくる素直な琴の姿に、段々と心を開いていくようになる。そして琴もまた、亮が横暴な人になってしまった理由を知る。それは、幼いころからの親友の裏切りだった。そのせいで、亮は誰かを信頼することができなくなってしまっていたのだ。そして、一定の距離を保って人と接するようになってしまった。人と親密になることは、裏切られることと紙一重なのだから、と。だが、琴の言葉に心動かされた亮は、もう一度人と関わる努力をしていこうと決心をする。そしてその半年後、突然やってきたのは、以前裏切られた親友だった。彼は何をしにやって来たのか?彼が語る真実とは・・・?そして亮は、立派な跡取りになれるのだろうか・・・?「ありがとう」の言葉をテーマにした、ちょっぴりファンタジーな心温まる物語。
顔良し、頭良し、性格良し、の鷺山闘子は何故か男の子に怖がられていた。告白しても玉砕ばかり。何故!?そんな彼女がまた恋をした。今度こそ、上手くやってみせる!――と思ったら、変な男が夢に出てきて……。色んな意味で不憫な少女の恋物語。
【2016/11/5 完結しました!】特に努力などした事無いけど、昔から勉強も運動も出来た。容姿だって決して悪くないし、家は元財閥の大金持ち。未来に特に不安もないけれど、人生順風満帆過ぎて、だけど余りにも面白くない。常に最低のモチベーションで唯々諾々と生活を送ってきた僕は、何となく親の言われるままに入学した国内トップクラスの進学校で、一芸入試で入学を達成した笹宮さんと出会う。本来接点がないはずだった、常に物語の事だけを考えて生きてきた笹宮さんと偶然交わした会話。「へぇ、物語を作ってるんだ。何か面白いのある?」「私の作る物語に面白くない物なんてない」それが、天才(頭おかしいという意味で)ストーリーテラー笹宮 明(貧乳)と人生つまらない系男子高校生、神城 鋭(僕)の物語の幕開けだった。