「ナギのアホっ!起こしたげるとか言ってナギも寝ちゃったんでしょ!」「寝とらん!起きてたが!」「なら何でこんな山ん中に来ちゃってるんよ!」「携帯のゲームが面白ぉてな。そいで気がついたら…」「ドアホーっ!おまけにそれ私の携帯な!勝手に使うな!」「落としたの拾ったげたんよ!『ありがとう』は?」「……………」 真冬の夜、津山の街までボランティアに行った帰りの汽車。ナギにすすめられるまま一眠りして、揺り起こされたら見たこともない山の中だった。 とりあえず次の駅で降りて家に電話しようとしたら、ナギがゲームやったせいで電池切れ。まわりに何もない山奥の無人駅は、ナギが待合室のドアを壊したせいで氷のように寒い。そして戻る汽車は来る気配すらない…。「なあ!山の向こうまで線路歩いて、おばあちゃん家に行こ!」「はぁ?!」 ナギが言うには、一つ先の駅…長いトンネルで山を越えた向こうに祖母の家があるという。 けどだからって、なんでそんなムチャな… でも、たしかにココにいても凍え死ぬばかりで、そして他にアテはない…。 大冒険、疑惑、衝撃、そして静かな感動が待つ、幼なじみの少女二人のドタバタ珍道中。
ここは混沌が支配する街、神無側県「魔血堕」市繰り返される暴力と犯罪の末、魔血堕はいつしか「マジック・ザ・ギャザリング」での強さが全てを決めるようになっていた!!魔血堕の平和を守るため、1人のMTGプレイヤーと1羽のマナクリーチャーが立ち上がる!人類存亡を賭けた超熱血MTGバトル、ここに開幕!!『バトルギャザリンガー剣-TSURUGI-』を漫画版と原作版をミックスし『STORIE版』として作成しました。漫画版『バトルギャザリンガー剣-TSURUGI-』も晴れる屋で全三巻絶賛発売中!!「バトルギャザリンガー剣 晴れる屋」で検索してね!