フラウは、ウィルの背中を見続けてきた。
女だてらにと呼ばれながら、戦場を進む彼の背中を守り、支え続けてきた。
そんなある日、フラウはウィルに呼び出され、とある相談事を持ちかけられる。
フラウはウィルの視線と話を受け入れながら、自分と彼の、見ている未来を想い描くのだった……。