家を追い出され、友人の家を転々と居候していた僕。そんな僕にうんざりしたらしい友人は、家をタダで貸してくれるという良平という男を連れてくる。僕にとっては、救いの神の良平だったが、紹介してくれた一軒家は、ラップ現象がする家で……。恐怖に耐え切れなくなった僕が縋った良平は……。
内紛で荒廃した国。少年は神の木像を持つ少女と出会う。少女の夜の薪の為に、神の木像を燃やそうとしていた。少年は止めようとするが、少女は良き人が殺されるこの酷い世界で、どこに神様がいるのか? と問いかけられ、少年は何も言い返せなかった。そこへ、空爆が起き、少年は……