あなたにとって、「有意義な時間」とはどんなものですか?
死んだはずの僕は、ヤンデレの『第二の人格』になっていた――中学三年の少年、栄町大護(さかえまち だいご)は、同じクラスの神楽坂藍里(かぐらざか あいり)と親しくなり、やがて恋人同士となる。しかし、藍里が次第に自分に依存していると感じた大護は彼女と距離を取ろうとするが、結果として藍里は暴走を始め、それを制止しようとした大護は事故死してしまう。だが、目が覚めた大護を待っていたのは、藍里の『第二の人格』という新たな生活だった……!
中学校の教師をしている男性は、自殺した教え子の葬儀に参列する。学校に戻って仕事をしていると、先輩の女教師が声をかけてきたが――?