幼馴染である奈緒(なお)が初めて神楽奉納したその夜、妹と帰り道を行く主人公の真人(まこと)に「災難」が降りかかり、彼の人生は大きく狂い始める。意思に反して真人は「日常」の裏の世界へと引きずり込まれていくが、「家族」や「自分自身」のことを知っていく中で、一つの決断をする。【和風ファンタジー】 ※端的に表現すれば、世界観は日本の宗教観を反映しています。神道・道教(陰陽道)・仏教など日本の宗教観を統合した新宗教観を提示することになると思いますが、それに基づく温故知新的な独自の世界観も併せてお楽しみください。魅力的な女性陣や個性豊かな仲間たちとのやりとりについても、お楽しみいただければと思います。
神代大翔(かみしろひろと)は夜が楽しみだった。 夢の中で自分の意思のままに動けることに気がついたのだ。毎晩自分が活躍する夢を思い描きながらも何もない廃墟のような世界を一人歩き続けていた。 ある夜、大翔はいつもと同じように眠りに落ち、夢の中で人を喰らう怪物、カベサーダに襲われる。同じく夢の中にいた橋下尊臣(はしもとたかおみ)に助けられ命からがら夢から覚める。 翌日、学校で夢の中で出会った尊臣と再開し、あの夢の中でカベサーダに襲われていた男が現実世界でも死んでいることを知る。 さらに同じく夢の世界にいた千源寺光(千源寺光)、仁坊乃愛(じんぼうのあ)と協力しながら、四人は悪夢から抜け出す方法を探索する。
【第4章--愁いの沼編--スタート!!】通学途中に見えない何かにぶつかった形山敬介。その正体を探ろうとしたことをきっかけに天野美咲という少女に出会う。学校からの下校中に何者かに襲われてしまうのだが、間一髪のところで謎の光に救われる。その後、美咲からその謎の何者かの正体が影人間(シャドー)ということと、美咲自身がそれらと戦う光術士(こうじゅつし)だということを知る。自らも影の存在から人々を守りたいと思った敬介は光術士の世界へと飛び込んでいくことになった。第1章-力の目覚め編-(1話~27話)第2章---三幻僧編---(28話~60話)第3章--認証試練編--(61話~96話)第4章--愁いの沼編--(97話~)