マリカ(5)は、ある日突然、ある事を思い出す。そして、マリカが通う保育園で働く新人保育士のチカ(24)。マリカはチカに、自分の正体を告げるが…。
なんでもないただの女の子が時間の繰り返しに巻き込まれてしまう。そんなとき彼女の前に現れたのは一匹の動物だった。その子の力を借り、時間の流れを元に戻すことになった。
「ナギのアホっ!起こしたげるとか言ってナギも寝ちゃったんでしょ!」「寝とらん!起きてたが!」「なら何でこんな山ん中に来ちゃってるんよ!」「携帯のゲームが面白ぉてな。そいで気がついたら…」「ドアホーっ!おまけにそれ私の携帯な!勝手に使うな!」「落としたの拾ったげたんよ!『ありがとう』は?」「……………」 真冬の夜、津山の街までボランティアに行った帰りの汽車。ナギにすすめられるまま一眠りして、揺り起こされたら見たこともない山の中だった。 とりあえず次の駅で降りて家に電話しようとしたら、ナギがゲームやったせいで電池切れ。まわりに何もない山奥の無人駅は、ナギが待合室のドアを壊したせいで氷のように寒い。そして戻る汽車は来る気配すらない…。「なあ!山の向こうまで線路歩いて、おばあちゃん家に行こ!」「はぁ?!」 ナギが言うには、一つ先の駅…長いトンネルで山を越えた向こうに祖母の家があるという。 けどだからって、なんでそんなムチャな… でも、たしかにココにいても凍え死ぬばかりで、そして他にアテはない…。 大冒険、疑惑、衝撃、そして静かな感動が待つ、幼なじみの少女二人のドタバタ珍道中。
【完結】不良と呼ばれた男レンの初恋は屋上から始まり、そして屋上で終わる。本編+番外編。
子供の頃からわたしの憧れだった、幼なじみの理愛(りあ)ちゃん。なんでも話し合えた親友は、でも、知らないうちに誰か知らない人を気にし始めていたみたいで……。
《廃墟が建ち並ぶ無人島に監禁された、7人の男女のサスペンス》一晩に一人ずつ、誰かが殺される……。5年前の美人教師の転落死をきっかけに、運命は狂い始めていた。電話は不通、迎えの船はこない。廃墟ばかりが建ち並び通信手段が機能しない無人島で、悲惨な殺人劇が開幕する。犯人の目的は復讐か? 快楽殺人か? それとも……。★『男子会 ピックアップ編3』(緒方あきら様・作)にてご紹介していただきました!★https://storie.jp/episodes/view/11881