神代 鈴音は、繰り返し夢を見る。平穏な日常が壊れ、大切な人々を傷つけ、全てを破壊していく……悪夢とも言える夢を。その夢を嫌悪しながら、けれど鈴音の心の片隅は、違う言葉をささやいていた。――目覚めてしまったことが、すでに過ちだったのではないだろうか、と。
『人の真実を切り撮る』三崎竜太と、『最期の少女』不知火みちる。あらゆるものを許している世界に生きる、あらゆるものを許せない二人の物語です。
《キスで男から女に変身?中二病少女との学園ファンタジーラブコメ》 転入生の中二病少女から、俺はとんでもない告白をされた。「覚えていらっしゃいませんか? 前世であなたは姫様、そして私は騎士であったことを」 ドン引きしている俺に構わず、彼女は妄想を語り続ける。だが、妄想としか思っていなかった彼女の発言が、実は……。※2話からちょっとだけBLと百合要素入ります。
主人公の晃(こう)はある日中庭で水色の少女に一目惚れをしてしまう。晃は出会った次の日から少女を中庭でこっそり観察していた。しかしある日、彼女が原因で晃の運命を変えてしまう事が起き・・・・・・
気が付くと、世界には自分一人だけになっていた。おかしくなった世界。『僕』の見えている世界はどうなっている?「君が壊すセカイ。セカイ系ストーリーコンテスト」用に書いた短編です。完結しました。少々暗いお話です。
ちょっと不思議な少女と、ごくごく普通なサラリーマン男性の二人が、世界を壊し尽くす旅の物語。目が覚めるとそこには全く見知らぬ場所と、見知らぬ少女が居る怪しい部屋に二人きり。そこから始まる奇妙で過酷な旅の末に、一体どんな試練と結末が待っているのか。少女と中年の、たった二人だけで壊れた世界を壊し尽くす為の旅が、いま始まる。※この作品にはグロテスクな表現が含まれます。過激な表現が苦手な方は、観覧にご注意下さい。