あらすじ だれに触ってほしくない主人公、小雪彼女はライン、デートの誘いにOKしてしまうノリで付き合ってしまうのだが・
明るいディストピア風連作短編集。世界の風景を一変させた『大災害』の後、人工知能と共に世界を管理する『管理官』尤理。短期間だけ、小さな町や村に滞在することが許される『管理官』として、人工知能との掛け合い漫才を楽しむ尤理が遭遇する、過去と現在、二重写しの物語。
ただ徒然なるままに、どこか儚い物語を乱雑に挙げていきます
昨今、巷を賑わせている事件がある。殺され、その遺体の一部が持ち去られるという事件だ。被害者が皆、女性だということも賑わせている要因だろう。事件を追っていた大庭晴紘(おおば はるひろ)の同僚もその毒牙にかかる。自分にはなにもできない。あの日、彼女の近くにいたのは自分だったのに。自分にはなにも見えてはいなかった。失意の底に落ちていた彼に、少女は手を差し伸べる。「過去を、お見せします。ただし、見るだけ――」
本を片手に旅に出ました。まともな地図もなく、気ままに歩いて怖いことになりました。でも、世界はやっぱり綺麗でした。
とある街の、とある書店。記憶にあるのは、本との出会いだけではなかった。
東京から新幹線で二時間、母方の祖父が住む片田舎に引っ越してきた高校一年生の紺野結(こんのゆい)。登校初日、無口なクラスメートに「一緒にお祓いしませんか!?」と声をかけられ―――?