悪夢から覚めたら、何が待ってるのか……表面的には楽園に見える世界で、そこに見えてくる現実を超えた悪夢夢のようなぬるま湯の中で微睡むしかないのか……「悪夢から覚めてそこもまた悪夢だったのなら、もう二度と目を開きはしない」
前世から途絶えぬ記憶をもつ少女と、忘れてしまった「少女」の話。
次男「みー」を出産した日、お兄ちゃんになった「なー」。ブログではサラッとしか書けず、ちゃんと書きたかったなと思っていたのでこちらで新たに書き直すことにしました!
あまりブログでは話していない息子妊娠から出産までのお話です。
彼女にはもう時間がなかった。それは彼女にも分かりすぎるほどに分かっていたはずなのだけれどそれでも彼女は僕にこう宣言したのだ。「私、小説、書いてみようかな」それは彼女が人生の終わりに決めた最後の「スタート」。これは僕と彼女が何を見て、何を聞き、何を感じ、そして何を描いたのかを綴る物語。非日常でも、脱日常でも、ましてやただの日常でもない、末日常の物語。
【ディストピア暗黒小説】 パラレルワールド近未来、壁で囲まれた街で起こるおぞましい連続猟奇殺人。欲望と暴力のダークファンタジー。
澁澤普(しぶさわあまね)25歳、ニート。転がりこんできた祖母の遺産は、吸血鬼との共同生活でございました。