ショートすぎるぐらいにショートなコント集です。表紙の女の子は出てきません(多分)
あるときは竜舞う大地で、あるときはコンクリートジャングルで、またあるときは星々の輝く果てなき宇宙で――海で、川で、火山鉱山氷山ダンジョンで、孤独な魂の咆哮が聞こえるとき、時間も次元も超えてその冒険相談窓口は現れる。ごく普通の主人公・相川九(ここのつ)はヒョンなことから冒険相談所に迷い込んだ。怪しすぎる所長のダン・ニャムニャは次元を超える魔法を使い、様々な世界で冒険に悩む人々の相談に乗るのが仕事だという。迷える冒険野郎どもの様々な相談を解決したりしなかったりする日々が、今、はじまる――。
春と言えば新しい出会いが待っている!しかし待っていたのは絶望的な高校生活だった。
願いを叶えるという『夢見のペンダント』を手に入れた、美しい町娘フェミリア。月を象ったそのペンダントは、彼女自身を何度も救ってきた。「ペンダントの力に頼りすぎるな」そう言われたが、これさえあれば安心できた。 フェミリアを狙う街の富豪と、彼女を助けてくれる男性。 初めての恋の行方と、フェミリアの望む“幸せ”の行方は――
彼女にはもう時間がなかった。それは彼女にも分かりすぎるほどに分かっていたはずなのだけれどそれでも彼女は僕にこう宣言したのだ。「私、小説、書いてみようかな」それは彼女が人生の終わりに決めた最後の「スタート」。これは僕と彼女が何を見て、何を聞き、何を感じ、そして何を描いたのかを綴る物語。非日常でも、脱日常でも、ましてやただの日常でもない、末日常の物語。
『とにかく明るい安村さん』をリスペクトしすぎる友人の話。
【CuRAZY掲載】とにかく明るい安村さんの写真展に行った帰り道。彼の魅力がいまいち分からない僕に、友人が彼の良さを熱弁し始める…。いったいどうなる!? ※この話はフィクションです。とにかく明るい安村さんの写真展が実際開催されるかは知りません…。
DVDの返却を忘れていた。気づけば3日分の延滞料が発生。高い、高すぎる。どうにか値引きしてもらおうとしたが、店員は事務的な女性アルバイトで……。
ひょんなことから異世界に転移した元プロニートの勇者アーク。彼は女神より授かったチート能力『無限増殖』をつかい、世界の危機を放り出したまま毎日自堕落に楽しく生きるのであった。これは、チートすぎるチート能力を偶然手に入れたダメ人間が、あらゆる人に迷惑をかけながら世界の危機を放置してハーレムを築き上げる物語である!!