幼馴染である奈緒(なお)が初めて神楽奉納したその夜、妹と帰り道を行く主人公の真人(まこと)に「災難」が降りかかり、彼の人生は大きく狂い始める。意思に反して真人は「日常」の裏の世界へと引きずり込まれていくが、「家族」や「自分自身」のことを知っていく中で、一つの決断をする。【和風ファンタジー】 ※端的に表現すれば、世界観は日本の宗教観を反映しています。神道・道教(陰陽道)・仏教など日本の宗教観を統合した新宗教観を提示することになると思いますが、それに基づく温故知新的な独自の世界観も併せてお楽しみください。魅力的な女性陣や個性豊かな仲間たちとのやりとりについても、お楽しみいただければと思います。
デモニキュリオ(demonicurio)とはdemonic(悪魔に憑りつかれた)とcurio(骨董品)が重なった言葉、つまり≪悪魔の骨董品≫である。浅草の骨董店“璃玖堂”店主の二岡アライヲは童顔な社員の窪中いにお、美大志望で浪人中のアルバイトの坊野香奈子と働く傍らでデモニキュリオの蒐集にいとまがない。なお、日本では古来デモニキュリオの事を“付喪神(つくもがみ)”なんて呼称するらしい。…といった感じのストーリー系なんでも鑑定団をやろうと思っちょります!よろしくお願いいたします。作中のデッサンイラストbyカルパッチョ成澤橋本ピッツァ