「私が誰か……ご存じありませんか?」都会で起きた連続通り魔事件。殺害された後に顔の皮を剝ぐ凄惨な事件を警察は必死に捜査していた。一方、ある高校では1人の女子高生が淡い恋心を芽生えさせていた――――
絵本作家志望の女の子『柊なゆた』と犬耳カチューシャを付けた女の子『モカ』、完璧無敗青年『桜壱貫』の織りなす、時を繋ぐ家族の物語です。【アイコン等のイラストは相方である、魅羅ちぇ555様( https://twitter.com/mirache555 )に担当していただいております。一部イラストは、彼方ゆうあ@えあてぃれん様( http://eathiren.web.fc2.com/ )に担当していただいております!】
Twitterで書いたショートのまとめです。ストメの方に載せようとも思ったのですがこっちで・・・。これから書こうとしているもののネタバレなんかもあるかもしれませんがそれはまあスルーで・・・。今んとこ大丈夫ですが。一部作品にキャラ崩壊などが含まれていますので注意です。サークルに出した物も順次入れてくよ。
主人公 鈴宮 蘇歌(すずみや そうた)は自分の人生…世の中が嫌になり疲れていた。そんな時…蘇歌の前に一人の少女が現れるー…。
その夢を見たものは一週間以内に必ず死ぬ。そんな都市伝説を聞いた女子高生の美織、親友のサキがその夢を見てしまった事から悪夢は現実の惨劇へと変わる。
神代 鈴音は、繰り返し夢を見る。平穏な日常が壊れ、大切な人々を傷つけ、全てを破壊していく……悪夢とも言える夢を。その夢を嫌悪しながら、けれど鈴音の心の片隅は、違う言葉をささやいていた。――目覚めてしまったことが、すでに過ちだったのではないだろうか、と。
「この子、誰?」篠宮が、写真を指差して尋ねた。一枚の写真をめぐる、恋の始まりのお話。
俺はエンリケ・ダミルア。ここ日本で普通の高校生を装いながら、唯一の肉親である爺さんを捜している。俺の正体はヴァンパイアで、だけどちょっと特異な体質を持っている。太陽の光もニンニクも十字架も平気だし、吸血しなくても死にはしない。そんな俺は、〝彼女〟と出会った。そして隠された全ての秘密を知ることとなる。
storia cantabile(ストーリア カンタービレ)
薄入天(うすいりあめ)は、中学二年生。親友の宮出小晴(みやでこはる)と合唱部に打ち込んでいる。ある日、天は体育館裏で小晴と合唱部の先輩、五十嵐諒(いがらしりょう)が話しているのを見かける。断片的に聞いた内容で誰かが小晴に好意を持っていると確信した天は小晴にそのことを尋ねるが、小晴は何故か教えてくれない。天はもやもやしたまま次の日を迎える。小晴と諒はいったい何を話していたのか……?