冒険者の娘エルムン、エルダナーンの魔術師マーセイディズ、神官のアンネリカ、そして天翼族のフォシア。4人はそれぞれ別々の目的をもってここ、コントレーへと集まった。そこでは3年に一度の決まった日にだけ、扉が開かれるマード遺跡がある。これは彼ら冒険者たちの物語の記録である。 本リプレイは「アリアンロッドRPG2E」の公式シナリオである、「アリアンロッドRPG上級ルールブック」収録の「地底の王国」「邪神の目醒め」「シナリオ集ファーストクエスト+」収録のシナリオフック「少女の護衛」、「シナリオ集ダブルイメージ+」収録のシナリオフック「円卓の騎士対赤枝の騎士」を使用しております。 該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。 また、元のシナリオおよびエネミーデータの一部を変更しております。あらかじめご了承ください。イラスト:めいぷる様https://profile.coconala.com/users/843364しばかめ様https://profile.coconala.com/users/967119らいふねこ様https://profile.coconala.com/users/771620ぽよい様https://profile.coconala.com/users/911927
《命を懸けて“冥府の吹雪”に立ち向かう、孤独の王子と若き女騎士。吹雪に秘められた残酷な真実に、彼らは抗いきれるのか?》多くの人間の命が、前後不覚の吹雪に取り込まれていく。大陸の民は、その吹雪を『冥府の吹雪』と呼び、長い間恐怖に怯え続けた。そこで一人の王子と一人の女騎士が、大陸の民を救うべく立ち上がるのだが……。人間の存在意義とは何か?何を以てして『人間』で、何を以てして『魔物』なのか?『人間』は『神』になれるのか?──冥府の狭間で、彼らはそれを知る事になる。孤独なる権力者、身分違いの恋に身を焦がす女、理想の国家を夢見る男……。彼らの目指す先には、永遠なる幸福が待ち受けているはずだった。★メインイラスト担当:さくらい莉様★※表紙、挿し絵、キャラクターアイコン(リセル・ルディア・メーディア・クロノス・アズール)