※2016年8月度ストーリーコンテスト出品作品◆課題「天才」
「これだったらいいなっていう願いを叶えてくれた。あいつは最高の相棒だ」彩萌市(アヤメ市)では二つの小さな探偵社が対立していた。片や黒狛探偵社、片や白猫探偵事務所。その二つの会社はそれぞれ一人だけ、エースの素質を持つ「秘蔵の探偵」を抱えている。そして、お互いがライバル結社の「秘蔵の探偵」と知らずに、葉群紫月と貴陽青葉はひょんなことから巡り合ってしまった。こうして二人はお互いが商売敵だと知らないままプライベートで交流を重ね、仕事では互いの正体を知らないままライバルとして関わり合う日々を過ごすことになる。交錯とすれ違いを続ける二つの正義による、バイオレンスなクライムアクション群像劇!一つの街の小さな伝説は、二人の探偵によって紡がれる。
「立ちションについて」で喧嘩する同棲カップルの話。
「トイレは座ってしてって言ったじゃん!!」 そう言って彼女に怒られた、彼氏。「立ちションは男の誇りだ」と譲らない。喧嘩の果てに、彼氏は「小便小僧」を褒めちぎった挙句、家を出て行ってしまい…。
【不定期更新】数エピソード単位の短編集ですっ! 社会風刺、ナンセンス、ホラー、推理もの、ムフフな展開、ちょっとホロリとする話――とにかく色々な要素が詰まっております。全話書き下ろし新作です。※Vol.1を再公開しました。
オオカミに似ていることを除けばどこにでもいる普通の高校生・牧島譲司。血で血を洗う争いの日々に疲れた彼は、過去を捨て七星学園へとやってきた。彼が転入の条件に出されたのはただ一つ。『11時までに職員室へ辿り着く』こと。だが学校で彼を待ち受けていたのは、武装した生徒たちだった!襲い来る生徒会、決死の運動部員たち!グラウンドを血に染めて、平和な校舎が地獄と化す!敵の真意も知らぬまま、牧島譲司は修羅となる! 戦え、牧島譲司! 生きて職員室へとたどり着くのだ!
四条清水にある四条堤高校。 その売店部の部員にして、よりコンビニらしいコンビニを目指すミユキとリサは、へんてこな住民たちとへんてこな交流を行っていく。 フリーダムな世界観で送るゆるめの会話劇。