冒険者の娘エルムン、エルダナーンの魔術師マーセイディズ、神官のアンネリカ、そして天翼族のフォシア。4人はそれぞれ別々の目的をもってここ、コントレーへと集まった。そこでは3年に一度の決まった日にだけ、扉が開かれるマード遺跡がある。これは彼ら冒険者たちの物語の記録である。 本リプレイは「アリアンロッドRPG2E」の公式シナリオである、「アリアンロッドRPG上級ルールブック」収録の「地底の王国」「邪神の目醒め」「シナリオ集ファーストクエスト+」収録のシナリオフック「少女の護衛」、「シナリオ集ダブルイメージ+」収録のシナリオフック「円卓の騎士対赤枝の騎士」を使用しております。 該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。 また、元のシナリオおよびエネミーデータの一部を変更しております。あらかじめご了承ください。イラスト:めいぷる様https://profile.coconala.com/users/843364しばかめ様https://profile.coconala.com/users/967119らいふねこ様https://profile.coconala.com/users/771620ぽよい様https://profile.coconala.com/users/911927
とある世界に女性がすべての、力と地位と名声と、そして健康と長寿を約束された子供を出産することが出来、幸せな人生を約束される国があった。その女王家のファミリーネームはエクレール家。そして代々のエクレール家の女性はとある約束されし男性がいるという。”女神の皇子”という二つ名を与えられた男性を虜にした女性は、その国の女王となり、すべてを手に入れることが出来るという。だが当代の”女神の皇子”は女性とのセックスはあくまで愛を確かめるもののためで、ただ一人の女性と共に幸せを共有したいという考えの男性だった。だが、ある日、女神の皇子はそのエクレール家の権力争いに巻き込まれてしまう。その男性の名はエリオット・アルテミス。月の女神・アルテミスを祀る、健康と長寿の霊薬と云われる男性だった。