【毎週日曜日更新】 石油というエネルギー資源を失った人間は、その代替方法を自分たちの中に求め、魔法という新たなエネルギー源を手に入れた。人間の体内にある魔力をエネルギーとして利用するために人々は誰しも杖を持ち生活していた。 その魔法杖の職人である青年アーロンドは、辺境の村ラスクニアで人との関わり合いを薄くしながら生活していた。ある時、アーロンドは村の近くで倒れていた魔族、バーリンの少女と出会う。本来なら黒い羽を持つはずの少女、サイネアの背中には純白の翼が生えていた。 人と敵対する種族に生まれながら仲間から迫害され、行く先のないサイネアとともにアーロンドは安住の地を求めて答えの見えない旅に出る。彼もまた一ところには永く留まれない理由があった。 コンセプトは「剣と魔法のテンプレファンタジー」。食傷気味と思いながらもたまには書きたくなってしまいますね。※基本的に「書・即・載」の自転車操業投稿になりますので、途中矛盾とかしていても温かい目で見てやってください。
主人公の住吉アキラはある日目覚めると、知らない場所にいた。そこは、「パンドラ」と名づけられた巨大な太平洋上に浮かぶ船の中で、アキラを含めた三十人の少年少女たちは、その中に隔離されているという。その事実にパニックになりかけるも、衣食住は完全に保証され、かつ娯楽まで完備しているという閉鎖空間に、次第に少年少女たちは慣れていった。けれど、アキラは退廃するだけのそれを良しとせず、この閉鎖された「パンドラ」からの脱出を目論む。脱出ゲームっぽくしていくつもりです。どこかで見た設定かもしれませんが、読んでやってください。※大体1週間ごとの更新となる予定です