ただ徒然なるままに、どこか儚い物語を乱雑に挙げていきます
暗闇の森の中、少女が辿り着いたのは、まるで御伽噺に出てくるようのように大きな洋館であった。そこには、笑顔の絶えない夫婦と使用人たちが静かに暮らしていた。しかし、その笑顔の裏には真実が隠されていた。
【完結】不良と呼ばれた男レンの初恋は屋上から始まり、そして屋上で終わる。本編+番外編。
政略結婚を押し付けられたお姫様は、ひとつのはかりごとを実行する。結婚したくないお姫様と結婚したい王子様の攻防戦。
旅の中継点として賑わう、アルサラムの街の酒場・ユニコーンの蹄亭。そこには今日も、様々な客が訪れる。-=-=-=-=ファンタジー世界が舞台ですが、ほとんどオッサンたちが酒場でだべってるだけのお話です。バトル展開はありません。STORIE練習を兼ねて執筆したため、不慣れでお目苦しい点もあるかと思いますが、ご容赦ください。
お試し投稿してみます。とある料理店でのある日の出来事。元は20世紀初頭風世界観でのファンタジーなのですが、この部分だけだとファンタジー要素皆無ですのであまりお気になさらず。続くかどうかは不明です。
どうにも最近、この帝国には霊が出没すると噂されているらしい。深夜になると、城門と城とを結ぶ大通りから木組みの家が建ち並ぶ細道までを、硬い牛革のブーツが踵を鳴らす音が聞こえて来ると言うのだ。民家の明かりも消える時間帯、靴音に眠りから覚めた御老人が蝋燭を持って外を確認するが、何時もそこには誰も居ないのだという。英雄と呼ばれた騎士は、夜警中に物音を聞き、駆けつけるが……