アニメが好きな、オタク。鮫野木淳(サメノギジュン)と、その友達はひょんな事から近所にある廃墟に向かった。その廃墟には、とある噂が流れてた。(廃墟に入ると消えてなくなる) 部屋を調べていると鮫野木にだけ、女性の声が聞こえる。その声に導かれ鮫野木は(この世界は偽りに包まれている)と書かれた紙切れを見つけた。その紙切れを見つけた時、意識が途切れる。 目覚めると、頭痛がするだけで何後ともなく廃墟から出た。しかし、外の世界は何か違っていた······。
■ループストコン読者賞を頂きました。ありがとうございます■ ”この城を出ることができるのはひとりだけ。” ※最初は【1】螺旋の城 からお読みください。 ※エンディング2つ+隠しエンディング1つ有。
僕らの学校には不思議な校則がある。それは「午後6時以降、学校内にいてはならない」というものだ。ある日、僕は友人たちと一緒に体育倉庫の片付けを命じられたのだが、ついつい昼寝をしてしまい、目を覚ましたときには6時になっていた。すると、悲鳴とも咆哮ともつかない音が響き渡り、直後「スギヤマくんが登校します」という、不気味な校内放送が流れて来た。