異世界に召還された滝川一真はついに魔王を倒した。これでやっと元の世界へ帰れる! と喜んだのもつかの間。召還した張本人、女神ヴァクーナに宣言される。「はい、課題達成ですね。それでは次が本番です」「なんだそりゃ! 聞いてないぞ!」怒るのも当たり前。何しろ今まで107回も召還され続けたのだから。「いってらっしゃーい」「ふざけるなー!!」嘆く間もなく次の世界に飛ばされた一真。108回目の正直なるか?!【お知らせ】ストリエのサービス終了にともない、アルファポリスに移動いたしました。→サービス継続決定!「108界目の正直:異世界召喚はもうイヤだ!」に改題して連載中です。もし続きにご興味ございましたら、下記URLにお越しください。http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/376083877/どうぞよろしくお願い申し上げます。
※ STORIEの使用感を試すための実験場にしています。本来の目的とはややずれた使い方もしているかもしれません。ショートショートをマイペースに掲載していけたらなぁと思っています。1、公園のベンチにて 公園のベンチでたまたま盗み聞きしてしまった、とある女子会。テンションの上がった、一方の女の子の話だけが聞こえてきます。2、あたりまえのお話 眠い彼女と眠くない彼女が一緒に眠るちょっと窮屈な暖かいベッド。梅雨の雨は冷たくも優しく、降り続いています。3、竪琴の瑠璃色 どこかの世界のどこかの森の中。あるいは森の中などではなく、どこかの誰かの胸の内。