アマチュア作家の御崎翔子は彼氏なし歴30年の独身女性。初の彼氏が出来ても、一向にセックスに満足できずに、性欲処理をされているという意識を持つ。ついに彼氏と別れた彼女は自分が書き始めた”小説の世界”に不思議な力で導かれてしまう。そこにいたのは自分が”主人公”として書いているある男性がそこにいた。
自作『純喫茶モロウ』https://storie.jp/creator/story/12640のパラレルワールドとしてサクッと浦島太郎してみました。コメディと恋愛がメルヘンに入り混じる感じです。よろしくお願いします。橋本ピッツア
暗闇の森の中、少女が辿り着いたのは、まるで御伽噺に出てくるようのように大きな洋館であった。そこには、笑顔の絶えない夫婦と使用人たちが静かに暮らしていた。しかし、その笑顔の裏には真実が隠されていた。