【メインイラスト:森乃茶粥様/okadaerk様】【ループコンテスト佳作受賞!】ーー貴方が日々利用する鉄道は降りることができますか?〜サイドストーリー展開中です〜 ※この物語はフィクションであり実在の人物団体とは一切関係ありません
大好きなお爺さんとお婆さんと、悲しい別れをしなければならないかぐや姫。けれどもしもそこに、月の民と闘える超能力者がいたとすれば……?これは、特別な力を持った少年と、特別な事情を抱えた少女の物語。そして、かぐや姫の”もしも”のお話し。
【ストコン参加作】4年3か月・・・。僕が故郷のレヴァントを離れてから4年3か月の歳月が流れた。故郷の村を襲った悪疫を打ち払うためのただ一つの方法。それは東の果てにあるピスガの頂に刺さった「アロンの杖」を持ち帰ることだった。ピスガの頂への道を見失ってさまよう僕の前に、師匠であるミカル姐さんが現れた。ミカル姐さんはこんなところでいったい何をしているのだろう?