あどけない少女や、色気のある男性を得意とするイラストレーター。カラフルでキュートな世界感も魅力のひとつ。
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イラスト使用・コメント等ありがとうございます…!
家が隣通しで幼稚園から中学校まで同じ学校に通っていた腐れ縁の幼馴染の男女が居た。 女子の方は容姿は整っているというのに妄想大好き乙女ゲーマーという特殊な趣味をオープンにする残念美少女、松原結月。 男子の方も容姿は整っているとのにそんなオタクな幼馴染の影響で厨二病発言をしたり天邪鬼レベルのツンデレ発言をしたりするが、変に純粋という大変面倒な性格の残念美少年、白峰明彦。 しかし逆に変わり者の二人だからこそその空間に入ろうとする者は余り存在しない為、何時しか2人は惹かれ合っていた。 そんな2人は同じ敷地内にある女子高と男子高に通う事になり初めて学校が別れる事に。 それを思って中学卒業の日、男子の方は彼女に告白(?)をし、晴れて二人は恋人同士になるのだが……。 これはそんな2人と愉快な仲間達が巻き起こす面倒カップル見守りラブコメディ。【オタク彼女の面倒彼氏スピンオフ】面倒彼氏の天才旧友↓https://storie.jp/creator/story/14156
「ナギのアホっ!起こしたげるとか言ってナギも寝ちゃったんでしょ!」「寝とらん!起きてたが!」「なら何でこんな山ん中に来ちゃってるんよ!」「携帯のゲームが面白ぉてな。そいで気がついたら…」「ドアホーっ!おまけにそれ私の携帯な!勝手に使うな!」「落としたの拾ったげたんよ!『ありがとう』は?」「……………」 真冬の夜、津山の街までボランティアに行った帰りの汽車。ナギにすすめられるまま一眠りして、揺り起こされたら見たこともない山の中だった。 とりあえず次の駅で降りて家に電話しようとしたら、ナギがゲームやったせいで電池切れ。まわりに何もない山奥の無人駅は、ナギが待合室のドアを壊したせいで氷のように寒い。そして戻る汽車は来る気配すらない…。「なあ!山の向こうまで線路歩いて、おばあちゃん家に行こ!」「はぁ?!」 ナギが言うには、一つ先の駅…長いトンネルで山を越えた向こうに祖母の家があるという。 けどだからって、なんでそんなムチャな… でも、たしかにココにいても凍え死ぬばかりで、そして他にアテはない…。 大冒険、疑惑、衝撃、そして静かな感動が待つ、幼なじみの少女二人のドタバタ珍道中。