――また、誰かが死んだのかしら。 新しい花束が古い花束の隣に置かれている。これで何人目だったかな、この十字路で亡くなった人は。私は指を折って数えてみたが、途中で足りなくなって止めた。--------事故の絶えない十字路にまつわるちょっぴりホラーな物語。よろしければご意見・感想をお寄せくださいませ。※なお、当作品は他のサイトでも公開されています。 軽微な修正による多少の差異はありますが同一作品ですので、ご了承くださいませ。
いつもあたしの側には彼女がいる。ずっとそうだった。愛らしい笑みを浮かべて。
「お気に召しましたか?」 条件が良いにも係わらず異常に家賃の安い部屋。事故物件ではないと不動産屋は言うが――…?【2015/12/20追記】この作品が「笑うメディア Curazy」さんの記事になりました。 あなたのお部屋は、いかがですか… 季節外れの怖い話。[ストリエ] http://curazy.com/archives/118508【2015/9/13 追記】「ネットで壱番怖い話大賞2015」のストリエ賞を頂いてしまいました。「ストリエ」の存在を教えて頂き、面白そうだなと試行錯誤しながら挑んだ記念すべき一作目です。本当にありがとうございました。
高校に古くから伝わる七不思議のひとつ「死者をよみがえらせる教室の儀式」を試してみることにした女子高生四人組。夏休みの夜、深夜の教室でその儀式を実行した彼女たちが遭遇した怪奇現象とは――。※この話は、ある怪談を物語形式にデフォルメしたものです。舞台や登場人物などはフィクションですが、怪談の部分は実際に私(作者)が知り合いから聞いた話をもとにしています。
アルバイトの帰り道。深夜、国道の真ん中で私を襲ったのは──。
この世界には雨女という人物が存在する。大事なイベントの日、必ず雨の降る女性。それが雨女だ。これはそんな雨女の悲劇の物語である。
ノルウェーの伝統的なお菓子「クランセカーケ」にまつわる物語