見た目は完璧な王子様。だけど、中身はちょっと……いや、かなり変な残念イケメン。そんな幼なじみに振り回されながらも溺愛される美少女の物語ーー。お隣りさん同士で、小さな頃からの幼なじみの花音と響。昔からちょっと変わっている響の思考は、長年の付き合いでも理解不能?!そんな響に溺愛される花音は、今日もやっぱり振り回される……!嫌よ嫌よも好きのうち?!基本甘くて、たまに笑える!そんな二人の恋模様。※タイトルはあえての造語を使用しています
■ループストコン読者賞を頂きました。ありがとうございます■ ”この城を出ることができるのはひとりだけ。” ※最初は【1】螺旋の城 からお読みください。 ※エンディング2つ+隠しエンディング1つ有。
突然始まって突然終わるのはいつものこと。続くかもしれないし、続かないかもしれない。そんな中途半端な空想の数々・・・・・・要するに、思いついた物語をなんの脈絡もなく書いていくだけです。よく言えば短編集。悪く言えば落書き帖。題名には後者を採用しました。だって悪い方がいいことだってあるんですもん。男性向けか女性向けかは判断しがたいので一応両方つけときます。二話目にして続いてしまった・・・なんか今回の「桜の村」すごく長くなりそうなんで分けました・・・続きは少々お待ちください!!
綾香は土曜の朝、ベッドの中で、陰鬱な朝を迎えることになった。今日は健太と、午前十一時に駅構内の時計台で逢う予定になっている。ベッドから抜け出してシャワーを浴び、洗面化粧台と向き合った。疲れた表情が鏡に映っていて、昨日の金曜の出来事が脳裏に浮かんだ。