読書に全く興味のわかない高校生、白井空(しらい そら)は、変わらない毎日を退屈に過ごしていた。一匹狼と言われても、全く気にしない。そんな彼が家に帰る道の途中で、倒れていた一人の少女と出会う。「私は、清少納言。本を書くのが大好きなの」 どういうわけか、彼は彼女と一緒に過ごすことになって――
冬に出会った少女、笹井理沙子。深松永一は、春になる前に別れを告げられた。何故なら彼女は異世界の人間だから。永一の想いには応えられないのだ。永一は思い出す。二人が出会った冬の日のことを。2016年3月度ストーリーコンテスト「出会いと別れ」用に書きました。全六話、完結しました!感想、コメント頂けると小躍りして喜びます。よろしくお願いします!!
記憶が一日しか持たない少年と少女は出会いと別れを繰り返す。
異世界に転生した平凡な俺が最強チート設定の理由(ワケ)
タイトルそのまま。平凡な生活をしていた俺が、ファンタジーな異世界に転生しました。そこで俺はある称号を手にしましたが、それは全部「偽り」の設定でした。世界を救うなんてことはできないけれど、たった一人を守るためにこの命を燃やしたい、そんな主人公駄目ですか?