※本作品にはイジメ、死にたがりの描写が含まれます中学三年の遠山優咲。幼い頃に事故に遭った彼女は顔に傷を負い、それを隠しながら生活をしている一見無口で大人しい少女。しかし彼女はどこにも居場所を見出せず死にたがっている少女だった。家では朝起きる前に仕事に行って夜寝た後に帰宅する母子家庭故の母の多忙を想って『居なくなれば苦労をかけないで済むのでは』という考えに悩まされ、近所の人には両親の離婚について悪く言われ続け、学校では見た目から幽霊と言われコミュニケーション能力の低さで溶け込めずに虐められる・・・そんな生活から逃げたいが故の想いだった。 そんなある日の朝のHRで高校受験の面接に備え質問項目が書かれた紙を配られる。高校受験を考えて居ない優咲はそこまで興味を惹かれなかったが、たった一つ『生まれ変わったら何になりたいか』という項目だけは目についた。そして優咲は震える手で『自分以外になりたい』と記述するが、その事が頭を離れなくなる。 その影響でぼんやりとした気持ちで帰路に就いた優咲は『危ない!』という叫び声に我に返った事で車と衝突しそうになっていた事に気付きどうにか事故を免れる。 恐怖に震える優咲を心配するような声が聞こえ、追うとそこには十代後半の男性の姿があり、何故か話し相手を頼まれる事に。その言動に不信さを覚えながらも優咲は彼と関わっていく事に。 そして優咲は彼が転生したくないが為にこの世に留まっている幽霊で普通は視えない存在なのだと教えられる。更に『何か悩みがあって死のうとしている』という図星を突かれ、悩みを相談して欲しいと告げられて・・・・・・。 これは死んで転生したいと願う少女と転生したくないと望む幽霊の不思議な縁と愛の物語。
家が隣通しで幼稚園から中学校まで同じ学校に通っていた腐れ縁の幼馴染の男女が居た。 女子の方は容姿は整っているというのに妄想大好き乙女ゲーマーという特殊な趣味をオープンにする残念美少女、松原結月。 男子の方も容姿は整っているとのにそんなオタクな幼馴染の影響で厨二病発言をしたり天邪鬼レベルのツンデレ発言をしたりするが、変に純粋という大変面倒な性格の残念美少年、白峰明彦。 しかし逆に変わり者の二人だからこそその空間に入ろうとする者は余り存在しない為、何時しか2人は惹かれ合っていた。 そんな2人は同じ敷地内にある女子高と男子高に通う事になり初めて学校が別れる事に。 それを思って中学卒業の日、男子の方は彼女に告白(?)をし、晴れて二人は恋人同士になるのだが……。 これはそんな2人と愉快な仲間達が巻き起こす面倒カップル見守りラブコメディ。【オタク彼女の面倒彼氏スピンオフ】面倒彼氏の天才旧友↓https://storie.jp/creator/story/14156
サービス終了について。『幽霊よりも甘味が食べたい』の佑美奈とピヨ助が、二人で話をして…いたけど、終わらなかった。というお話を追加しました。サービス終了にあたり、挨拶を兼ねたもので、ちょっとした裏話(?)的なもの入れたのですが、終了しませんでした。本当に、終了してしまうのは寂しいです。物書きとしては、たくさんのイラストレーター様のキャラクター・イラストが使用できたこと、とても楽しかったですし、とても感謝しております。本当に、ありがとうございました。そして本当に終わってしまうようです。お疲れさまでした。復活した!? おめでとうございます!ってことで記念に。