作者が経験した話。フィクションも含まれてますが、八割方本当です。二話で完結予定です。
ある一人の強盗が家を襲いました。犯人は彼ら家族のことをよく知っていました。夫婦の二人は子供を傷つけていました。どんなに泣いて謝っても、何度も何度も地を這っても、犯人は彼らを殺すでしょう。―――だって生きる為なら仕方ないでしょう?※胸糞悪い上に話の展開上意味が分かりにくい所がありますが、了承ください。
ある日を境に狐の神様に取り憑かれた草ケ部 蒼汰(くさかべ そうた)は仮初の生活を送っていた。九月も終盤の時期に、担任の南方 功(みなかた こう)から呼び出される。真剣な表情で彼は草ケ部に訴えた。―――失踪したクラスメイト、浪木 香苗(なみき かなえ)を誘拐した犯人を捕まえてほしいと。