読書に全く興味のわかない高校生、白井空(しらい そら)は、変わらない毎日を退屈に過ごしていた。一匹狼と言われても、全く気にしない。そんな彼が家に帰る道の途中で、倒れていた一人の少女と出会う。「私は、清少納言。本を書くのが大好きなの」 どういうわけか、彼は彼女と一緒に過ごすことになって――
「アフターだ、ナルサワ君」うざいマスターと生意気なアルバイトのナルサワ君が浅草の純喫茶モロウで織りなす日常系シュールコメディ、からの恋愛サスペンス。自称〝タテ読みマンガ”副題は‟with goodfellas=善き仲間たちと共に”ということで自作、他作問わず広くコラボレーションしていこう!という意気込みの表れです。第一弾は「樫の木島の夜の唄」で華さんの本作用オリジナルイラストと共に。https://storie.jp/creator/55725≪アフターとは≫作中でマスターが店内で気になったお客さんを勝手に占い、店を出た後の妄想シナリオを作り、その成否を確かめるべく、退店したお客さんを尾行する行為をさす。
唯一の肉親である父親が失踪し、突然みなしごになってしまった希(のぞみ)17歳。しかも家まで火事で全焼してしまい行き場を失った彼女を救ったのは、父の仕事相手である竜胆(りんどう)だった。希は竜胆の家に1ヶ月だけ同居するとになる。チャラくて軽いけれど優しく面倒見の良い彼に、親子ほどの歳の差がありながらも希は心惹かれていく。けれど、期限付きのふたりの同居期間は着々と過ぎていって…
ファンタジー掌編。呪いは、ヴィクターを意外な運命へと導く。