《24h×365日、働く男》と異名をとる新進気鋭の青年実業家、冴島時生(さえじま ときお)。でも、じつは、それには色々と事情があって・・・
冴えないSEだった真庭啓太は、トラックにひかれて異世界に転生することになってしまう。転生後について何か希望はあるかと聞かれて、「猫に好かれれば他には何もいらないです」と答えたのだが、転生後の世界の猫はなにか違っていた。二本足で直立してるし、人間の言葉をしゃべるし、ネズミを捕るのに魔法をぶっ放す?この世界の猫もこれはこれでいいんだけれど、俺は普通の猫に好かれたいんじゃー! というわけで、猫を探す旅に出ようと決意するのだった。