因幡稲葉はある朝、自分の記憶が丸一日抜け落ちていることに気がつく。そこから彼女の周りに不思議な出来事が起こり始める。
「心のままに行動するのに、理由は。」/青年はいつもヘッドフォンとフードを深く被っている。女警部は男のように振舞う。若い刑事は面白いものを探している。全て、自らの本能ゆえに。※コミック化はご遠慮ください*週刊フキダシ-7月4日号-にてピックアップありがとうございます。
読書に全く興味のわかない高校生、白井空(しらい そら)は、変わらない毎日を退屈に過ごしていた。一匹狼と言われても、全く気にしない。そんな彼が家に帰る道の途中で、倒れていた一人の少女と出会う。「私は、清少納言。本を書くのが大好きなの」 どういうわけか、彼は彼女と一緒に過ごすことになって――