神話とか、和風とか、眼鏡男子とか好きです。
生活にも軍事にも、高性能の人工知能が深く関わる近未来。人々はスマホ感覚で生活補助用の超高性能人工知能搭載端末を所持する時代。そんな時代に逆行する様に、どこにでもいるガサツな女子高生・衣子はアナログな生活を送っていた。衣子は機械音痴と言うか、もはや神懸った機械破壊体質と表現すべき業を背負っていたのだ。衣子と関わった機械類は死滅する。それが世界の理として定着していた。デジタルに生きようにも、神物が総出でそれを邪魔するのである。もうしゃーない、ってことで、衣子は今日もアナログなりに青春を謳歌していた。そんなある日、彼女の前に現れたのは、国家機密レベルの最新技術によって生み出された至高のアンドロイド少年。衣子の父が彼女のために用意した、最強タフボディな人工知能搭載端末。「俺は絶対に壊れない。君の物で在り続ける。約束しよう。宣誓書を書いても良い」「……保証書は無いの?」「……壊れないと言っているだろう」果たして、アンドロイド少年は無事に約束を完遂できるのか。それとも衣子の武勇伝の一ページとなってしまうのか。SFの皮を被ろうとしている物理完全無視系単純娯楽コメディ。
ご起立下さい。ぞーんびっ、ぞーんびっ、ぞんぞんぞんぞんぞーんびっ!ぞーんびっ、ぞーんびっ、ぞんぞんぞんぞんぞーん、びーふ、らああーいふ!ある日地球に隕石が衝突した! 隕石は実は隕石ではなく隕石のように思わせた未確認生命体だった! 隕石から触手型超究極未確認生命体へと変貌を遂げた未確認隕石体は日本人特有の何かあったらとりあえず撮っとけ! な奴らを獲物として補足し触手を飛ばし謎で未知でそれはそれは恐ろしい未確認ウィルスの感染を広げて行き行く行くは日本、いや、全世界、いや、全宇宙をも巻き込んだ超スペクタクルファンタジックシンフォニーを奏でようと模索していた……がっ! しかし! 彼らは地球の文明を舐めていた。それはもう甘々な氷菓子を口に大量に含んだ後はちみつを一気飲みしたくらい甘々に舐めていた!! エイリアンによるゾンビ計画を阻止する為、今こそ動けクエイサー!!※あらすじ※春休みが終わり新たな一年を迎えた牛蒡杉高校。その始業式の最中、突如現れた不審者は注意して来た一人の教師の肩に噛みつく。噛みつかれた教師は泡を吐き、肌の色が変色し、うめき声をあげながら不審者と同じように生徒たちに噛みつき始めた。騒然となる校内、噛まれた人間が次々と同じように発症する姿は正に、映画で見るゾンビそのものだった。全力で作者がふざける作品。