明るくて暖かい心を持った少女KAGAYAです。
彼女の優しい心を表現するため、暖かい色を主に使用したし
たまに浮付いたりする特異な性格を表現するため、ミント色をポイントで使われました。
「初めまして。こんにちは。私はずっと前からあなたのことが大嫌いです」交通事故現場で出くわした少女に、開口一番そんな言葉を浴びせられた大学生の都大樹(みやこ たいき)。続けて彼女は、数本の花を差し出しこう告げる。「被害者を救いたければ、この花を供えてください」少女の言葉通り花を供えた途端、視界に紫色の花びらが舞い……気付けばそこは、数分前の事故現場だった。ひとりの少女と花をめぐる、救済と別れの物語。こんにちは! 初めまして。前回『赤と銀のリード』を書かせてもらい、今回で二作目となります。前作は一気に完結まで書いてしまったので、今回は連載形式を取ろうと思いました。皆さんの関心を少しでも得ることができればうれしいなと思います。それでは、どうぞよろしくお願いします。