読書に全く興味のわかない高校生、白井空（しらい　そら）は、変わらない毎日を退屈に過ごしていた。一匹狼と言われても、全く気にしない。そんな彼が家に帰る道の途中で、倒れていた一人の少女と出会う。「私は、清少納言。本を書くのが大好きなの」　どういうわけか、彼は彼女と一緒に過ごすことになって――

ぞこ

伯爵家の令嬢でありながら、生まれ持った邪眼のためコーラルは侍女を伴って家を出ることに。静かな森で暮らすなか、ある日若い男が家を訪れて……。

日野