河岡は、リンが神秘のネックレスを使用した要領で精神を集中させた。
だが、何事も起こらない。詳細を調べたが、今それだけの力が解き放たれた感触はなかった。河岡は来たるべき時がくれば、必ずこの青い指輪のネックレスを使う事だろうとポケットに大切に直した。
上階への階段を調査し始めるアスカ。
階段を上ると、扉のない部屋が見えた。階段から覗くとその部屋の壁には、格子状の窓がある。
⇒ 格子窓の部屋へ移動可能になった。
念の為、河岡もチェックするが他に怪しいところはない。
そのまま、アスカと優が踊り場をチェック。やはり竜喜が調べた以上に、何もないようだ。
優はさらに装飾も確認するが問題はなかった。
一通り、階段室の調査を終えた面々に、アスカが調合した薬品を見せた。
薬学のあるアスカが作った物なら大丈夫だろうと、それぞれが受け取り、早速喉の奥に流し込んだ。