安見良夫（やすみよしお）

一応このシリーズの主人公。曲がったことが大嫌いな正義感あふれる少年。しかし、全く他人の話を聞かずに暴走しまくり、毎回とんでもない大事件と冤罪被害者を発生させる。おそらく、実際にいたら友達になりたくないタイプ

小林勇三（こばやしゆうぞう）

安見の親友。いつも冷静沈着に行動し、探偵部内での人望も厚く、事件解決のカギとなることもしばしば。しかし、あくまで安見と比較したらの話であるため、実際のところはただの平凡な男子高校生なのかもしれない

明智明子（あけちあきこ）

明るく元気な女の子。クラスにも友達が多く、なぜ探偵部なんていうマニアックな部活に入っているのか、正直言ってよく分からない。安見や小林と幼馴染だからだろうか？実は部内で一番ケンカが強い

篠崎文子（しのざきふみこ）

特製松坂牛弁当盗難事件をきっかけに探偵部に加わった学年一のお嬢様。おとなしい性格でミステリー小説を読むのが好き。だが、その割には派手に髪を染めている

花咲麻由美（はなさきまゆみ）

探偵部唯一の一年生。安見のようなダメな先輩もきちんと尊敬する素直な性格の子。でも再来年には探偵部の部長として幅を利かせているに違いない

大田先生（おおたせんせい）

一応、探偵部の顧問だが特に何もしていない。篠崎さんに弁当を盗ませたり、ウ●コまみれの安見にとっとと帰れと暴言を吐いたりと教師としてどうなの？という振る舞いも目立つ

波見馬郁子（はみまいくこ）

実家のコンビニを懸命に手伝う帰宅部の女の子。新校舎男子トイレ逆流事件で安見に犯人にされそうになった。なお、実家のコンビニがどこのチェーンなのかは不明である

薄井幸代（うすいさちよ）

クラス一の秀才で特待生だが、家が貧乏なためスーパーでバイトする苦労人。そのせいで、超高級フランス料理ケータリング事件では、犯人にも関わらずみんなから同情されていた

金田満（かねだみつる）

金田コンツェルンの御曹司で、保有する資産は全校生徒の資産合計よりも多い。そのせいで、超高級フランス料理ケータリング事件では、被害者にも関わらずみんなから軽蔑されていた。
嫌なヤツだけど悪いヤツではないというのがクラスでのもっぱらの評判

影本詠人（かげもとえいじん）

地味で真面目な図書委員。トロロ学園の図書室利用の減少に絶望し、二宮金次郎像ブラ着用事件を引き起こす。事件は解説したもののブラの調達元は、現在も謎のまま

草井ヨウイチ（くさいよういち）

生まれつき胃腸が弱く、トイレに頻繁に通うことを理由にいじめられていたちょっとかわいそうな少年。復讐のため新校舎トイレ逆流事件を引き起こすも、探偵部のお陰で昇降口横に専用トイレを設置してもらうことに

写目透（しゃめとおる）

写真部部長のアイドルオタク。事件が起こるたびに毎回、安見に犯人扱いされるかわいそうな少年。実際のところはただ見た目が気持ち悪いだけである

大登呂幸太郎（おおとろこうたろう）

トロロ学園を創立した戦前の教育者。学園設立にあたって、金甘利スギヨから１００万円の融資を受けた

金甘利スギヨ（かねあまりすぎよ）

昭和の女性大実業家。大登呂にトロロ学園の創立資金を融資した。資金は学園のどこかに隠され、現在でも「スギヨの財宝」の名で知られている