キャラクターイラスト musubi様からお借りさせていただきました!鍵をかけた小部屋に帰ってきた。鍵はどこか無くしてしまった。渡した鍵の所在はあるけどもう開ける子もいない。すごく大人になってしまったから。いつでも待っているけど。私の時間ももう少ししか残ってない。だからどうかその子に伝えたい大人になってしまったあの子だけがこの扉の鍵なんだ。子供心に渡された鍵もう覚えてないかもしれない手遅れだとしてもこの物語を語ろうそのときなのだろう。
魔法と妖術が混ざり合う世界とある魔法使いが十国に流れ着き、自分の運命を導き出す。