青田蒼碧


中二っぽいバトルを好みます。なので書きます

シンドローム・シティ

今より少し未来の日本。そこでは罹患することで特殊な力を得る、原因不明の病が流行していた。『ただの一つも同じ症状がない』──歴史上類を見ない特異性を持つそのウイルスには名前がない、治療法も見つからない。対処法の見つからない病を、そして自分たちとは違う『ナニカ』になった罹患者達を恐れ、やがて人々は罹患者達を一つの街に閉じ込めた。──法律の外にある、縛鎖の箱庭。人はそこを、シンドローム・シティと呼ぶ。これはそんな箱庭の街で暮らす、特殊な能力者達の物語。

2016.03.24 連載中 (4)
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