セーラさんの研究室へ行くと、
属性を判定する道具が
ちょうど完成したところだった。

見た目は普通の眼鏡のような感じ。
僕はそれを受け取って使ってみる。
 
 

トーヤ

どれどれ。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕は試しにセーラさんを見てみた。

するとセーラさんの頭上に
『天』の表示が浮かんでいる。
 
 

トーヤ

セーラさん、
『天』の表示が見えます。

天 

セーラ

良かった。
さっき鏡で私を見て
確認したのと
同じですねぇ。

天 

セーラ

最終的にはソニアさんに
確認してもらって
間違いがなければ
成功ですねぇ。

カレン

ねぇねぇ、私たちも
試してみてよ。

トーヤ

あ、うん。

 
 
次にカレンたちも見てみると、
カレンは表示がなく、
これが無属性ということらしい。


ライカさんは『光』
ティアナさんとエルムは『地』という
表示が浮かんでいた。

なるほど、ライカさんが魔族なのに
光系の魔法が得意なのは
属性が光だからなのかもなぁ。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トーヤ

カレンは無属性で、
ライカさんは光属性、
ティアナさんとエルムは
地属性みたいです。

カレン

へぇ~。

ライカ

私は光属性なんですね。

ティアナ

私とエルムは
同じ地属性なんだ。

エルム

ということは、
一緒に旅へ行くことに
なりそうですね。

ティアナ

そっか、そうかも。
よろしくね。

エルム

こちらこそ。

 
 
早速、同じパーティになりそうな
エルムとティアナさんはガッチリと
握手をしていた。

同じ属性だと気が合うというのは
まんざら嘘でもないかもな。
 
 

ライカ

あとはこれを
量産するだけですね。

カレン

でもその前に
セーラさんは少し
休んでください。

ティアナ

疲労に関しては
薬でのドーピングより
睡眠や休息、自然治癒を
優先する方がいいしね。

セーラ

はいですぅ。

 
 
セーラさんは大きなアクビをしながら
近くの椅子に座り、
机に突っ伏して眠ってしまった。

睡眠をほとんどとらずに
研究していたから
やっぱり相当疲れてたんだなぁ。
 
 

トーヤ

じゃ、この道具は
僕たちが
女王様のところへ
持っていこう。

ライカ

では、私がセーラさんを
診ておきます。

ティアナ

私も手伝うわ。

トーヤ

じゃ、お願いします。
カレン、エルム、
女王様のところへ行こう。

カレン

うんっ!

エルム

はいっ!

 
 
こうして僕たちはキングスキャンターを
女王様のところへ持っていき、
状況を報告したのだった。

もうすぐ冒険へ出発ってことに
なるんだなぁ……。
 
 

 
 
 
次回へ続く!
 

第272幕 キングスキャンターの効果

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