放課後、安見は小林を引き連れてバイト先の佐堀探偵事務所へ向かった!!
放課後、安見は小林を引き連れてバイト先の佐堀探偵事務所へ向かった!!
あれ?お前ら今日はバイトの日じゃねえだろ?
実は・・・ちょっとお願いが・・・
何だ?いちおう話くらいは聞いてやるよ
実は・・・
というわけでうちの探偵事務所のお客に先行者ロボを売りたいんです!!
断る!!
そりゃそうだ・・・
えー。そういわずに協力して下さいよ!
うちの事務所を潰すつもりか!
後輩のピンチなんですよ!!
などと、安見と銀田一が言い争い始めた、まさにそのとき――
こんにちは!
おっ、池田さん
ちょっと、ロケで近くに寄ったのでご挨拶を
もしかして安見のヤツ・・・!!
こんにちは!有名人の池田さんにちょっと相談が!!
何、自分でよければ相談に乗るよ
実はですね・・・
という訳で・・・
なるほど!そういうことなら100体買うよ!
ええっ!!
僕のサインを入れてファンクラブ限定グッズにして配るんだ
なるほど、それはいい考えですね!
で、市場で価値が上がった頃にファンに成りすまして、こっそり在庫を高値転売すると!!
ひ、酷い・・・
二人がさらに事務所にいると――
こんにちは!
おっ、矢買金融の矢買さん!!
こんにちは!!
まさか安見・・・見るからにヤバいその筋の人にまで・・・
実はちょっとお願いがありまして・・・
なんだ?金なら貸してもいいけど利息は高いぞ!
実はですね・・・
という訳でして・・・
よし、じゃあ俺も100体買ってやるよ!!
ええっ!!
うちの会社でクレジットの現金化やっててな、何か適当な換金アイテムが必要なんだ!
クレジットの現金化??
仕組みがよく分からないけど違法っぽいなあ・・・知らないほうがよさそう
おめえらにはちょっと難しそうだな。まあ細かいことは気にするな!!
了解っす!ありがとうございます。
こうして、安見も先行者ロボ200体の販売に成功した!!