放課後、探偵部の部室で緊急の対策会議が開かれた!!

波見馬

みんなごめんなさい・・・。私がちゃんと確認しなかったばっかりに・・・

明智

別に波見馬さんは悪くないわ・・・

篠崎

誰もt単位で発注しようなんて思いませんよ

安見

とにかく、過ぎたことは仕方ない!この在庫の山を何とかしようぜ!!

安見

ええと・・・支払いが5億で在庫が1万体だから・・・

安見

ノルマは、一体5万円で一人当たり1000体ってところか・・・なんだ!余裕じゃん!!

明智

そうね!親戚や友達に売りまくれば一人で1000体くらいは捌けるでしょ!

金田 満

どこをどう計算したら1000体も捌けるのか全く分からないよ・・・

小林

そもそも探偵部員の数を考えると一人1000体じゃ残りが出るぞ・・・

篠崎

多分、金田君と波見馬さんも頭数に入れてるのね・・・

金田 満

でも波見馬さんを心配させたくないし・・・とりあえず今は黙っておこう・・・

明智

じゃ、さっそく私から!

小林

当てがあるの?

明智

まあね!!

その日の夜、明智は実家の空手道場の門弟たちを一同に集めた!

すぐに全員集合とはいったい何事でしょうか?

明智

うん、ちょっと大事な話があってね!!

ついに道場破り全国制覇の旅をされるのですね!我々もお伴します!

明智

ちょっと違うけどまあそんな感じ・・・

明智

実は、組み手の稽古にピッタリなロボを見つけてね!

明智

みんなの分を買っておいたから支払いよろしくね!!

な、何ですか?この舐め腐ったポンコツロボは?

お嬢は私たちをバカにしてるんですか!!

う、うそだ兄さんが一瞬で・・・

明智

買う気がないヤツは破門ね!

分かりました・・・買います・・・。

明智

って感じで、とりあえず200体ほど販売しといたわ!!

安見

へえ、それはすごいな!

波見馬

明智さんありがとう!!

小林

とんでもなく酷い話だな・・・

篠崎

でも、まだまだ在庫はありますよ!

安見

よし!次は俺の出番だ!!

117.波見馬商店大量誤発注事件 (その2)

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