ゲロリン酸のカプセルを飲み込んだフラリー大統領は、つかつかと換気口の方に歩み寄った!!

フラリー大統領

危ないから離れていて!!

そういうと、換気口の上にしゃがみ込み・・・

フラリー大統領

これでも食らえ!!

安見

く、くさい!!めちゃくちゃ臭いわ!!

御手洗

吐きそうですぅ~

小林

スカンクとカメムシを合わせて濃縮したような臭いがするわ!!

フラリー大統領

ボヤボヤしてないで!次は誰?

安見

わかりました!私が行きますっ!!

安見

よしっ!気合を入れて・・・

小林

さっきより臭くなったわ!!

フラリー大統領

元々の臭いが影響してるのね・・・

御手洗

次は私が行きますぅ!!

御手洗

よしっ!スタンバイOKですぅ~!!

御手洗

これでも食らえー

安見

さ、さっきよりもさらに臭いわっ!!

フラリー大統領

フッ、なかなかやるじゃない!!

御手洗

な・・・中身も漏れちゃった・・・

こうして安見達が放出したガスは換気口を通って機内を流れていき・・・

シーネたちのいるコックピットにまで流れ込んでいった!!

シーネ

何だか臭くない?

シンダー

あなた、シーネ様の御前でオナラをするなんていい度胸じゃない?

団員A

シンダー様こそ、私を犯人に仕立てるのはやめてください!

シーネ

バカ!これはそんなもんじゃないわ!!

団員A

ど、毒ガス警報!!

団員A

窓!窓を開けましょう!!

シーネ

はあ?バカじゃないの!?

シーネ

高度1万メートルの成層圏で窓なんか開けたら一瞬で空気が抜けて死ぬわよ!!

シーネ

高度3千まで急降下!!

シンダー

さすがシーネ様だわ!!

こうして、エアフォースワンは急降下を開始した!!

98.エクストリームウォシュレッターズ事件 (その10)

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