トロロ学園の最終日、いつもの部室では部員たちによるささやかなお別れパーティーが開かれた!

安見

美味そうなごちそうばかりだなあ!!

小林

最後くらい盛大に祝わなければ!

落田 舞

それにしても突然廃校なんて本当に残念です・・・

篠崎

本当!理事長がストリエ商事なんかに投資しなければ・・・

大田先生

まあみんな死んだわけじゃないし、生きていればまた会えるでしょ!

明智

確かに・・・この一年、何度も死にかけたわ

安見

そういや、明智はこの後どうするの?

明智

実家の空手道場を継ぐことにするわ!

安見

ええっ、実家は空手道場だったの?

明智

そう!聞かれないから答えなかったけどね!

明智

アンタと小林はどうするの?

安見

俺と小林は・・・

小林

銀田一先輩の探偵事務所で働くことになったよ!

花咲

一足先に社会人デビューですか!!

大田先生

やっぱり実践で学ぶのが一番ね!

安見

大田先生みたいになれるように頑張りますね!

安見

あれっ!銀田一先輩から電話だ!

落田 舞

えっ!いきなりどうしたんですか?

安見

もしもし・・・

安見

えっ!タコワサ市郊外に巨大不明生物が出現!!

明智

なんですって!!

小林

大変だっ!みんな行くぞっ!!

大田先生

フフフ、最後まであの子達らしいわね・・・!

こうして、パーティーもそこそこに探偵部の面々は新たな事件の解決に向けて走り出していった!!

スピンオフの日常編はあと2回くらい残ってますが、
「進め!私立トロロ学園探偵部」のお話はこれでお終いです。実は、続編をcomicoで書こうかと考えていたのですが、ストリエでのユルい雰囲気がうまく再現できなかったので、ここで終わらせることに決めました!

一部のイラストレーターの方には、アイコンの利用をお願いしておきながら大変申し訳ありません。

元々は「特製松阪牛弁当盗難事件」だけを舞台シナリオを意識して書いていたのですが、魅力的なイラストや背景、それに読者の皆様からのいいね!やコメントが嬉しくて、気が付いたらここまでの長期連載になってしまいました。

最後になりますが、ここまで読んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございました!!

87.トロロ学園廃校事件 (その3)

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