翌日の放課後、探偵部の面々は銀田一に命じられるままワサビ山の宇宙船の前に集まった。
翌日の放課後、探偵部の面々は銀田一に命じられるままワサビ山の宇宙船の前に集まった。
本当に銀田一先輩は大丈夫なのかしら?
心配だけど信じるしかないよね・・・
大丈夫ですよ!先輩に限って失敗はありません
だといいけどね・・・
おしっ!みんな集まったか!
はい。どうやらそのようです!
一体どうするつもりなんですか?
コイツを使うんだ!
そういうと、銀田一は見慣れない銀色のロボットを取り出した!!
・・・
な、何この胡散臭いロボットは?
めちゃくちゃ怪しいぞ!!
うちの探偵事務所で開発中の人工知能搭載探偵ロボ『クイダオ』だ!
クイダオ!?
こいつには自律型問題解決機能があるんだ
なんだかすごい機能ですね!
さっそく起動させてみてください!!
ナンヤ、ワイニ何ノ用ヤ?
関西弁?
でもちょっと変じゃない?
エセ関西人のプログラマーが作ったロボだからなあ・・・
クイダオ、ソフィアのSOS信号を宇宙にいる仲間に伝えて!
イヤヤ、ソンナノオモロナイデ
ええっ!!まさかの拒否?
そんなのありかよ!!
実はまだ調整が済んでいなくて・・・
どうも強烈な印象を与えないと命令に従わないみたいんだ・・・
なるほど!要はクイダオを感動させればいいのね!
任せて!私の歌で感動させちゃうわ!
アカン・・・音程ズレマクリ・・・
ロボットなだけに正確じゃないとダメなのね・・・
誰か!一発芸でクイダオを動かすんだ!!
分かりました!次は私が手品をやりますっ!!
こうして、図らずも探偵部の面々による一発芸大会が始まった!!