クロウ

すいません、ギルド長は居ますか?

いますよ
あ、クロウさんですね
ギルド長が部屋に来るように言ってますよ

手紙をもらった次の日に僕はギルドへと顔を出した

Bランク試験とやらのためだ

何をやらされるんだろうか・・・?

クロウ

ありがとうございます
では

そのまま僕はギルド長の部屋に行く

なんだか緊張してきた・・・

クロウ

失礼します

レグレス

ん?
ああ、クロウ君か
入ってくれ

部屋に入るとそこにはレグレスさんが座っていた

レグレス

呼んだ理由は・・・まぁわかって要るだろうから省こう
まさかあいつが弟子を取るとはなぁ・・・

あいつ、とは恐らくライズさんのことだろう

クロウ

そんなに珍しいんですか?

レグレス

珍しいも何も初めてだよ
最近君が難しい依頼を受けると思ったがすぐに納得が言ったよ

さて、このまま話していても何も始まらない

話を切り出す

クロウ

でも突然良いんですか?
僕なんかまだFランクですよ?
それを突然・・・

レグレス

そこはまぁ問題ない
試験も依頼に関してはクリアできるだろう
ただ、試合がなぁ・・・

クロウ

そんなに難しいんですか?

レグレス

いや、まぁ行けば分かるよ
それをクリアすれば次は依頼だ
マズは試合に集中してくれ

クロウ

はぁ・・・

どういうことだろうか?

レグレス

会場はギルド内にある
そこに行ってくれ

良い忘れているがこのギルドはかなり広い

この中で寝泊りもやろうと思えばできるし学校の闘技場に近いものもある

学校ほどではないが結構なものだ

クロウ

じゃあ行ってきます

レグレス

ああ、がんばってくれ

部屋を出て会場へと向かう

一体誰が僕の試験官なんだろう?

クロウ

ここ、だよね?

少し大きめの扉を開く

アリスト

お、きたな
久しぶりだなクロウ

声が掛かる

ドアを開けた先にはアリストさんが居た

クロウ

え?
どうしてここに・・・

アリスト

どうしてって、そりゃあもちろん
お前の試験官だからだよ

クロウ

え!?
アリストさんがですか!?

アリスト

そんなに驚くか?
これでもAランクだぞ・・・

まぁ、知り合いが試験官といわれたら驚くよね・・・

アリスト

まぁ、無駄話をするのも今度にしよう
さて、はじめようか

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