……もちろん対価は頂きますけどね。
hazimemaasite dokusyanominasama
ieiemosikasuruto maenimoattakotogaarunokamosiremasennkeredone
e? nannteirtterunokawakaranai?
mousiwakearimasen nanibunnkyuunahanasidesitanode hatyougaawanainokamosiremasennne...
ッ都。若し摸試。子レ出銅デ章カ?
和多氏ハ川云イデス科?
阿良。真ダ駄目何デス値?
藻ウ昌ショウ於真地ヲ。
ふむ踏む。要約チカヅイテ着ましたね。出羽、西後のシアゲと生きま消化。
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お帰りなさいませ。ええええ、漸く私とあなた様の世界が上手く合いましたよ。
何故誤作動が生じたのかって? それはもう、寸分の狂いもなく完全に都大樹のせいですよ。彼があんなことをするから、無理やりに私が止める羽目になったんですから
彼が何をしたのかって? 皆さん前回のお話をお読みになってないんですか?
ああそうでしたね。私が世界を強引にいじったせいで、彼が何と言ったのかは分からず仕舞いなんでしたね。まあそれが目的で世界を強引にいじったのですけれど
では、そうですね。戻ってみるとしましょうか。どうやら今回の帳尻合わせは失敗したようです。あの花を彼に全て挙げてしまったのは失敗でした。もう私、失敗だらけです
だから、戻るべきなのです。繰り返すべきなのですよ。あの時間を。私が止めたかった、物語の分岐点を。
では私はこの辺で。皆さんをあの場所にお連れいたしましょう。
……もちろん対価は頂きますけどね。
だから、僕は言うぞ。綾瀬
泊まったホテルが火事になって、そして避難しようと待っていたエレベーターが店員オーバーで。そんな中自分一人が下りると言った。
それ程悲惨的な状況で。
それ程絶望的な状況で。
お前はもう一人、自分とともに下りるものを選べるか?
あの悪魔のようなブザーは鳴り止まなかったのだ。
もう一人下りなければならない。
そう、誰かが言った。
それでも誰も下りようとしなかった時、自ら下りると言った少女Aが孤独におぼれた時。
他の誰かは言った。
誰に下りて欲しいかお前が決めろよ
その時、彼女は絶望したんだ。
火事の中一人エレベーターを下りる程の強い心を持った彼女が。少女Aが、心の底から絶望したのを僕は知っている。
ただしその言葉にではなく。
親友の私は、絶対選んだりしないよね?
と。
ほんの一瞬でもその少女Aのことを心配しなかった、『親友』と自分でほざいておきながら、彼女のことはこれっぽっちも考えていなかったその言葉を聞いて。
彼女は人間に絶望し、諦めた。
大切な何かを失った。
結局。
彼女は選べなかった。
ただ茫然と立ち尽くすだけだった。
エレベーターの扉は閉まる。
階数を示す数字はどんどん小さくなっていった。
その場に残されたのは。
少女Aと。
彼女の親友のはずだった人。
初めから乗っていた大人の男女は何もしなかった。何もせず一言。
後から乗ってきた君たちの中から決めるべきだろう
そう言っただけだった。だから同じように初めから乗っていた子供たちも外された。
平和的な話し合いなど行われなかった。
行われたのは、数の暴力。
多数決。
親友が真っ先に下りてしまった彼女には、初めから勝ち目などなかった。
彼女以外の満場一致。
だから彼女ははじき出された。
全てあんたのせいだからね! あんたが出しゃばらなければこんなことにはならなかったんだから。許さない。私はあんたを絶対に許さない!
その言葉が彼女の元に届いたのかは分からない。
けれども確実に、その時点で彼女の心はボロボロだった。
そして全ては、地獄の業火が焼き尽くすのみ。
だから。
あああ……
彼女は叫んだ。
うわわあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
だから私は止めたかったのですけれどね
こんにちは。今回もご覧いただきありがとうございます。
地震で更新が遅くなるとか言っていたのですが、やることもなく暇すぎて、いろいろなアイデアが浮かんでくるのです!
・・・それも全く別の話しの。
例えば異能バトルだったり、例えばラブコメだったり、、、
もし興味があったりすれば言って下さい。
新しく話を投稿してみてもいいかなと思っております。
僕の勘では『ミヤコワスレ』以上の長編になると思いますが、それでもよろしければ。
もしかすると、この作者コメントに、いつか物語の冒頭だけでも載せるかもしれませんが(笑)
今日のクイズ(笑)と言うかおさらい。
『牛の角が消える時間に、中に糸の入った樽のある場所で待つ』
白石未筝の置き土産です。
といっても、今考えても答えにはたどりつけないと思いますが。もし答えを探るのなら、白石未筝がこの問いをたてた09話に戻って考えて下さい。
そこにヒントが隠されているはずです☆
では、今後とも読み続けてくれるのならば、またお会いしましょう。