………………。
………………。
結局、放課後まで
待つ羽目になった……。
放課後。
急いで教室を出てきたけれど、経次郎はすでに裏門前にいた。
こないだの桜、
観に行こうよ。
会った瞬間、そう言われた……。
……。
うなずいた。
うん。
彼が歩きだして、それについて行く。
桜は観たいからいいけど、友達でも彼女でもなんでもないんだけど……。
自己紹介してもいないし、してもらってもいないし……。
……。
……。
……。
……。
……。
!
お前もいたのか!
コクン
……。
心を読まれた?
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
……。
なんか疲れる……。